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夜泣きを治す稲荷様(上新田)

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昔は夜泣きをする子供が多かったといいます。どういうわけで泣くのか原因がわからず困り果てた母親は、福田家の稲荷様に「どうか夜泣きが止みますように」と言ってお願いをかけて拝み、夜泣きが治るとその願果しのお礼としてアブラゲを供えました。第二次世界大戦前は大勢の人がお参りしましたが、今ではそういうこともほとんど見られなくなっています。