踊る埴輪レプリカ作製日記 (1/4ページ) ・画像をクリックすると拡大されます。 <注意> 本レプリカの製作過程の記録は、一般的なレプリカの製作過程または方法を、技術的に解説することを目的として紹介するものではありません。 レプリカの製作方法は、資料の材質・保存状態・製作目的・製作期間・展示方法によって決まるものであり、本記録は、あくまでも、旧江南町が委託した「踊る埴輪」のレプリカ作製過程の一部を、東京国立博物館および(株)京都科学のご好意により紹介するものです。 したがって、本項目の無断転用・引用はご遠慮ください。 |
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東京は上野にある東京国立博物館内の平成館。 ここの1階に、「踊る埴輪」は常設展示されています。 |
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レプリカ作成開始。 @ 最初の作業は、実物から型を取る型取。 最初に埴輪本体の器面の状態を確認しながら、錫箔(すずはく)をやわらかい筆で丁寧に貼付けていきます。錫箔の厚みは、なんと2〜3ミクロン(1ミクロンは1mmの千分の1)。 |
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A常に器面の状態を確認しながら、後面にも錫箔を貼っていきます。 「錫箔を筆で撫でる時の音で、器面の状態がわかれば一人前」だそうです。 |
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B錫箔貼付け終了。 本邦初公開の「踊る埴輪」のメタリック版。 |
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C錫箔の上に、型となるシリコンを塗布。 |
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