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踊る埴輪レプリカ作製日記 (3/4ページ) |
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I石膏全面塗布終了。 ここまでの作業が型取。約1週間かかりました。 |
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J石膏が乾いて、シリコン型から剥がされた石膏型。 この、本体から型を剥がす作業を脱形(だっけい)と言います。 特にシリコン型を本体から剥がす作業は、錫箔で直接的には守られていますが、本体の器面を傷つけない細心の注意が必要です。 ここまでの作業は、実物が必要なので、東京国立博物館内の秘密?の地下室で作業させていただきました。 |
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型からレプリカをつくります。この作業は、某社の作業場で行われました。 K石膏型の上にシリコン型をのせ、レプリカ本体となる、エポキシ系の樹脂を塗ります。 片面ずつ、埴輪の厚みまで塗り重ねていき、前後の型を接着します。シリコンには、埴輪の色に近い茶色の顔料が混ぜられています。 |
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L接着した前後の型から取り出されるレプリカ。 側面にはバリと呼ばれる樹脂のはみ出しがあり、これを工具で除去します。 |
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Mバリのとれたレプリカ。 小さいほうの埴輪の右腕が切断されていますが、これは、腕が付いていると、腕の内側や胴部の整形ができないため、故意に取り外したものです。 脱形後ここまでに約10日かかりました。 |
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