塩西第7次調査(4/4ページ)
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O第2工区作業風景(北より)
現道が、切土によってつくられているため、調査区は、右下がりとなっています。
右下で作業していますが、この地点は現道下にあたり、アスファルトを剥がしたところ、遺構(土壙)が確認されたので、急遽調査しました。
2000年2月1日撮影


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P第2工区土壙群検出状況
2001年2月3日撮影


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Q第2工区西側拡張部完掘状況
北より
手前右下(北西)より左上(南東)方向へ埋没谷が確認されます。
遺物は、埋没谷に流れ込むように縄文時代から平安時代の土器片が少量出土しました。
2000年2月12日撮影


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R遺跡遠景
北より
手前の畑・水田面が今回遺構の確認された面、奥の丘陵部が塩西遺跡。
2000年2月3日撮影

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所 見:今回の調査は、ウナギの寝床ような道路の拡幅部分の調査で、しかも北斜面であることから、あまり遺構の検出密度は高くありませんでした。しかし、既に土地改良によって遺構が存在しないと考えていた箇所から、遺構が発見されたのは、今回の調査における一つの成果と考えられます。
 塩西遺跡の調査も今回で7回目となり、旧石器から縄文・古墳・奈良平安・中世から近世と各時代が確認され、時代の重複度では、町内でも上位にランクされる遺跡です。