中島遺跡2次調査(1/4ページ)
調査地区:熊谷市板井地内         調査面積:約600u
調査期間:1998年11月2日から12月22日     調査機関:江南町教育委員会
調査原因:遺跡範囲確認


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@中島遺跡航空写真(ヘリコプターより東から撮影)
中央の林がやや開けている箇所に縦方向に見えるのが、東西方向に掘った第5トレンチ。
1998年12月4日


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A中島遺跡航空写真(ヘリコプターより西から撮影)
中央の林がやや開けている箇所に第5トレンチが見える。
1998年12月4日


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B中島遺跡(谷縁館跡)地形測量図(図面上:北、遺跡GISの画像を、photoshopで加工し出力)
北側・南側(中央が途切れる)に東西方向の土塁があり、南北方向に2本の土塁が取り付く。
北側と南側の土塁の外側には堀が確認されている。
土塁の範囲ー東西方向約64m、南北方向約42m。
この他、本調査地点東側約100m程の地点にも土塁を確認しており、本館跡はかなり規模の大きいものであることが推測されます。


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C下草伐採状況
現状の地形測量を行うため、土塁内の下草を鎌でかっているところです。夏はジャングルのようになるので、調整がきけば、山の中の調査は秋から冬にかけてがベストです。虫も蛇もいないし・・・・・。


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D草刈終了
北側の土塁を西より撮影。
きれいに土塁と若干窪む堀の状況が確認できます。


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Eトレンチ設定・掘下げ状況
草刈の跡、テープを張って、土塁に直交するようにトレンチを設定します。

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検出遺構:平安時代住居跡4軒、溝2条、中世堀・土塁・井戸・竪穴状遺構
特記事項:住居跡より墨書土器1点出土。