元境内遺跡第2次調査(1/4ページ)
調査地点:熊谷市野原地内      調査面積:約3,000u
調査期間:1999年1月20日〜3月30日  調査機関:江南町教育委員会
調査原因:社会福祉施設建設


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@元境内遺跡航空写真(ヘリコプターで東より撮影)
中央やや右側に流れるのが和田川。
1999年3月20日


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A調査区航空写真(ヘリコプターより上空から撮影)
1999年3月20日


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B第8号住居跡(古墳時代)
西より
奥中央が竃で、その右側が貯蔵穴。
手前西側は調査区外のため未調査。


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C第7号住居跡(古墳時代)
西より
奥中央が竃、その左側が貯蔵穴。
細い穴は柱穴。


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D第7号住居跡遺物出土状況(南西より)
北東隅のコーナーより、ほぼ完形の甕が床面に転がった状態で検出されました。また、その西側の床面からは、編物石(細長い石)に囲まれた土師器の坏(皿)が出土しました。


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E第7号住居跡遺物出土状態
北上面より
床面上より出土した甕・編物石・坏。

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検出遺構:縄文時代集石1基、古墳時代住居跡19軒・掘立柱建物跡1棟、平安時代住居跡1軒、土壙、溝
特記事項:古墳時代鬼高式期の住居跡から、炭化した桃核が出土している。また、須恵器の大甕片の上から、樹種不明の植物の実(直径2mm程)が10点出土している。尚、この実については、平成13年度に樹種の分析委託に出している。