萩山遺跡発掘調査(1/4ページ) 調査地区:熊谷市千代地内 調査面積:約16,000u 調査期間:平成6年年2月1日〜6月1日 調査機関:江南町教育委員会 調査原因:施設建設 |
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@萩山遺跡航空写真 写真中央が調査区。南へ傾斜する緩斜面で、南側に東方向より埋没谷が侵入する。 調査区右手の建物が市立江南保育園・幼稚園。画面右下の建物が江南中学校。 南より、1994年7月18日撮影 |
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A萩山遺跡航空写真 上空北より、1994年7月18日撮影 |
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B萩山遺跡全体測量図 江南町遺跡GIS図面を加工して出力。 |
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C作業風景 南側へ緩やかに傾斜してる様子がわかります。日あたりがよく、前面に水が流れる地点を選んで集落を営んだことがうかがえます。 調査区北西方向より撮影。 |
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D作業風景 乾燥すると、土の色の違いによる遺構の確認が困難になるため、常に水を撒きながら遺構の確認を行います。 |
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E第1号住居跡遺物出土状況 縄文時代早期撚糸文:井草式期の住居跡。現在確認されている旧江南町最古の住居跡です。平面プランは不整の小判形を呈しています。 |
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F第1号住居跡遺物出土状況 土器は口縁部破片ですが、口唇部に斜位の撚糸文が、頸部にはほぼ横位の撚糸文が施文されているのが確認できます。 |
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G第1号住居跡遺物出土状況 スタンプ形石器と礫器と土器小片が出土しています。 |
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検出遺構:縄文時代早期住居跡18軒、後期住居跡4軒、集石土壙、平安時代住居跡1軒 特記事項:早期集落跡検出。平安時代蔵骨器1基確認。 |