イベント・テーマ名 テーマ展-箱田氏館跡-
「わが街熊谷遺跡めぐり」
実施日 平成24年5月15日(火)~平成24年9月14日(金)(土・日曜日、祝日除く)
平成22年11月11日(金)~平成23年5月11日(金)(土・日曜日、祝日除く)




前方後方形周溝墓
 
箱田氏館跡
 箱田氏館跡は、熊谷市中西四丁目周辺の荒川扇状地上に所在する、縄文時代後期から平安時代末期にかけての複合遺跡です。

南側には東西方向へ流れる衣川があり、遺跡はその自然堤防上に形成されていると考えられます。東側には前中西遺跡が隣接し、さらに東には諏訪木遺跡、藤之宮遺跡、上之古墳群、池上遺跡などが所在し、遺跡が密集している地域であることが判明しています。
 今回の調査は、平成23年1月から道路建設計画による発掘調査として実施しました。 主な遺構として、縄文時代後・晩期の遺物包含層と竪穴建物跡、弥生時代中~後期の方形周溝墓、古墳時代前期の前方後方形周溝墓等が確認されています。

 弥生時代については、方形周溝墓に関係すると思われる弥生土器が出土しています。古墳時代の前方後方形周溝墓からは、壷・坩等の土師器、鋤・鍬等の木製品をそれぞれまとまった状況で検出しています。




前方後方形周溝墓
周溝部出土壺(底部穿孔)


前方後方形周溝墓
周溝部出土小型丸底壺(底部穿孔)


前方後方形周溝墓
周溝部出土壺


前方後方形周溝墓
周溝部出土甕(S字口縁)
テーマ展解説書(714KB)
一遍上人絵伝 烙印(馬印)の押された馬の姿 解説リーフレットのダウンロード
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